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【屋久島】バスオンリーでパワースポットをめぐる、レンタカーなしの旅!

こんにちは、離島とパワースポットが好きでめぐっているmochiです!

知りたい人

屋久島って縄文杉や幻想的な森があって行ってみたい!でも車の運転は……

滞在エリアを工夫して路線バスを使えば大丈夫!

mochi

それでは、いってみましょー!!

レンタカーなし×屋久島を成功させるコツ

屋久島には宮之浦(みやのうら)エリアと安房(あんぼう)エリアがあります。訪れたい観光地、パワースポットにあわせて宿泊エリアを選ぶことがレンタカーなしの屋久島を成功させるコツです。

地図でみると右側に2つ陸から海にむけて点線がでていますね。

この点線は港からでる船をさしていて、右上が宮之浦、右真ん中が安房です。港間は車で約30分、バスで40分から50分の距離があります。

屋久島空港は宮之浦と安房のちょうど中間地点にあります。

このため、観光地やパワースポットを事前に調べてアクセスしやすいエリアに滞在しましょう!

宮之浦エリア

高速船トッピー&ロケットやフェリーターミナルがある港町で、「苔むす森」がある白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)まではバスでアクセスできます。

屋久島空港からもバスが出ているため、トレッキングなど朝早くから行動するためにも宮之浦で宿をとるとよいです。

パワースポットでは御朱印がいただける神社2社が宮之浦エリアにあります。

安房エリア

高速船のターミナルがある港町で、縄文杉トレッキングの玄関口「荒川登山道」にアクセス良好のエリアです。登山道から縄文杉まで往復約10時間、朝も5時頃からバスに乗車しないといけないので、縄文杉に行くなら安房エリアがおすすめです。

縄文杉にアクセスする場合、宮之浦に宿泊すると安房に比べて移動時間で1時間ほど早起きする必要があります。

屋久島空港からも安房行きのバスが出ているため、縄文杉目当てなら安房エリアに宿をとるとよいです。

屋久島のみどころ

ここからは屋久島のみどころやパワースポットを一気に紹介します!エリアも記載しますので、興味があるところに行ってみてください!

まず寄りたい益救(やく)神社【宮之浦】

益救神社は屋久島を代表する神社の1つで、宮之浦岳をはじめとする3つの山の神様をまつっています。登山前に訪れる観光客も多い神社のひとつです。

延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)という平安時代の神社リストにのっている神社のうち、最南端にある神社です。

心があらわれます……

宮之浦港から徒歩約10分ですので、高速船・フェリーで着いたら歩いて参拝できますね。

御祭神:彦火火出見命(山幸彦)ほか6柱
ご利益:開運、登山祈願

続いて御朱印はこちら。

2022年11月の様子です

書き置きではなく記帳していただけます!現在は救宮のデザイン。

白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)【宮之浦】

バス下車直後の様子

ジブリ映画・もののけ姫のモデルになったとされる白谷雲水峡は、宮之浦エリアにある屋久島の人気観光地です。

ハイキングコースにもかかわらず樹齢約1,000年の屋久杉を鑑賞できるので、ご年配の方や体力に自身のない方にもおすすめ。

バスでアクセスすると、こちらで下車します。

この画像手前にバス停があり、帰りのバスの時刻表を写メっておくとタイムスケジュールが立てやすいです。

最奥の太鼓岩までは往復4時間、トレッキングシューズが望ましいトレッキングがメインの場所です。

苔むす森。人生ではじめて苔を美しいと思った。

友だち同士でゆっくり散策している方も多く、自分のペースで屋久島の自然を楽しむことができます。

ガイドさんと一緒にトレッキングする人と個人で行く人では、個人が多いかな。

途中で縄文杉に行くルートもあり、玄人も楽しめるトレッキングコースです。

劇中のイノシシにみえる切り株

体力に自信があり、晴れていれば最奥の太鼓岩を目指すと、宮之浦岳を含む山々の絶景を楽しむことができますよ!

息をのむ絶景!中央が宮之浦岳です。

太鼓岩は柵や展望台がないため足元に十分注意し、岩の先端にいきすぎないよう注意してください。
過去には転落事故もおきています。

屋久島大社【宮之浦】

車で鳥居をくぐり、駐車場まで入れます。

屋久島大社(やくしまたいしゃ)は1977年に創建された比較的新しい神社です。

最寄りのバス停は「楠川入口」、宮之浦の中心部からは徒歩約35分。

地元の製薬会社の初代社長が創建しました。

立派な本殿

敷地内は広く、本殿脇に末社が配置されています。

御祭神:伊邪那美命 伊邪那岐命ほか6柱
ご利益:子宝など

毎年8月に例大祭があり、多くの人で賑わいます!

手水舎がビー玉で飾られておりきれい……!

こちらは手水舎の様子で、キラキラと輝いていてとてもきれいです。ビー玉と植物のコントラストがよく、心地よい空間です。

続いて御朱印の様子。

初穂料500円です。

梅印は恵命我神散(製薬会社の商品の1つ)のシンボルマークのようです。

敷地内に?製薬会社。すごいぞ、屋久島(語彙力)

鳥居をくぐって神社までの間に製薬会社が!予約をすると工場見学ができるみたいですね。

縄文杉

霧雨の中、神々しい縄文杉

縄文杉は現在確認されている屋久杉の大木のうち、最大級とされています。

さまざまな条件が重なり、長い年月をかけてゆっくりと大きく成長すると考えられています。

樹齢は約2000年から約7000年と諸説あり。

実際に縄文杉まで行った経緯を時系列で説明します!

安房バス停。く、暗い。

5:23安房発、屋久杉自然館にて乗り換え、6:15荒川登山口着のバスに乗車し、縄文杉を目指します!

屋久杉自然館にて、荒川登山口までのバス料金(往復)1,400円と協力金1,000円を支払ました。

【前日までに準備したこと】
・乗車バス停の確認
・レンタル用品のひきとり
・お弁当の予約
・水分や携帯食の買い出し

日が登りきったときに撮影

最初の2/3はトロッコ道を進みます。

暗い時は懐中電灯で足元を照らしながら進みます。

雨でぬかるんでいる場合もあり、板の上を進むとよいです。

大株歩道入り口をすぎると一部、木の階段などで舗装された以外は未舗装の道をいきます。

ガイドさんと入っている人と個人で入る人だと8:2くらい。トレッキングの辛さよりも個人で行く、「浮いている」辛さが勝ります……

映えスポット、ウィルソン株。切り株の中に入って上を見上げるとハートにみえるポイントがあります。

時間帯によっては並びます、帰りも同じ道をたどるため、場合によっては帰りに撮影という手もあり!

ウィルソン株の切り株周辺は広く、このあたりは少し休憩できるようになっています。

お弁当を少し食べました。

みどころの1つ大王杉。

縄文杉が見つかるまでは最大の杉だったとのこと。

このあたりまで来るといろいろな杉をみすぎて感覚が麻痺ってきます。

下から間近で見上げる&展望デッキである程度近づけるため、縄文杉よりも迫力満点だと感じました!

午前11:00、縄文杉に到着です。約5時間で着きました!

縄文杉は根を守るため展望デッキから見学します。横撮影で大きさがあまり伝わりにくいです……

少し引き返して残りのお弁当を食べました。

帰りは14:40荒川登山道着、15:00屋久杉自然館行きのバスで町に戻ります!

パワースポットいろいろ

休息日には安房、宮之浦周辺の神社をめぐりました。3社をご紹介します。

盛久神社【安房】

平清盛の家臣、平盛久をまつる神社で、社殿や鳥居も屋久杉で造られているとのこと。

無人の神社で御朱印はありません。

地元のおばあちゃんが散歩の途中に休憩していました。地域の神社といったところですね。

如竹神社【安房】

如竹神社(じょちくじんじゃ)は屋久島出身の偉人、如竹翁をまつる神社です。

1570年に出生、京都の本能寺の僧侶となり、屋久島では屋久杉の活用に尽力した伝わる人物です。

織田信長と会ったこともあるのかな?なかなかロマンを感じますね。

川向神社【宮之浦】

川向神社は益救神社の対岸にみえる神社です。

境内の芝生が手入れされていてとても居心地がよい場所です。

火須勢理命(ほすせりのみこと)がまつられています。

屋久島の観光時間

屋久島でトレッキングをするには最低でも2泊3日は必要です。

早朝から行動し、バスがある時間(日暮れまで)に町に戻る必要があります。

筆者は往復高速船利用、4泊5日で屋久島を観光しました。

【1日め】
高速船にて安房港着

安房宿泊
【2日め】
縄文杉

安房宿泊
【3日め】
宮之浦へ移動

宮之浦宿泊
【4日め】
白谷雲水峡

宮之浦
【5日め】
宮之浦から高速船で出港

まとめると、安房2泊、宮之浦2泊です。

3日めは休憩日で、宿近くのパワースポット(神社)をめぐってのんびり過ごしました。

屋久島を観光する際の注意点

屋久島を観光するにあたって注意点を3つピックアップしてまとめました。

雨具をもちあるく

屋久島は晴れの日が少ないほど雨が多いといわれる島です。このため折りたたみ傘は必須です。

町では晴れていても山は雨、今は雨でも島の反対側は晴れ、など天気は安定しません。標高1,000メートルを超える山々が雲をせきとめて雨を降らせるためですね。

トレッキングをする場合はレインウエアが必要で、レンタルショップで借りることができます。

降水量が多いため、着脱で破けやすい100均のポンチョやサイズのあっていないレインウエアでは屋久島の雨が入ってきてしまい、防水が期待できません。

必ず自分の体にあったレインウエア、目的に会った雨具を持参しましょう。

手荷物も防水する!

万が一カバンに雨水が入っても、荷物までの浸水を防ぐために、ジッパー袋(ジップロック)などに念の為入れておきましょう。

特にカメラのバッテリー類、モバイル充電器など濡れては困るものは入念に防水すると安心。

リュックの場合は防水カバーも一緒に持っていきましょう。

縄文杉はガイドツアーに参加する

縄文杉は日帰りトレッキングコースの中でも難易度が高く、ペース配分が重要です。

トレッキングツアーに参加すれば参加者の体力にあわせて縄文杉を目指すことができます。

特に帰りのバスは時間が限られているのと、屋久島の自然や屋久杉の解説を効きながらトレッキングをすると理解が深まります。

せっかくの縄文杉トレッキングですので、ガイドツアー参加をおすすめしますよ!

屋久島までのアクセス

屋久島にアクセスするための拠点は鹿児島になります。鹿児島空港から飛行機、鹿児島本港からフェリー、高速船(トッピー&ロケット)がでています。

目的あわせてアクセスしてください。

鹿児島空港から屋久島空港

鹿児島空港から屋久島までは約40分の空の旅です。鹿児島空港で乗り継ぎができるため、移動時間のロスが少ないのが特徴。

フェリーや高速船に比べて天候に強いのが特徴です。

航空券料金17,700円前後(片道)
参考:JAL国内線予約

【高速船】鹿児島本港から安房港/宮之浦港

高速船でのアクセスは記事でおすすめをする2大エリアに直接アクセスができることです。フェリーと比較して本数が多く、約2時間から約2時間45分で到着します。

鹿児島空港から鹿児島本港までは空港からバスに乗り、鹿児島中央駅着。

鹿児島中央駅からバスにて金生町(きんせいちょう)下車、徒歩約10分です。

鹿児島観光をしてから午後の便で屋久島に向かうという使い方がよいでしょう。

高速船料金 鹿児島本港ー屋久島各港 12,200円(片道)
参考:トッピー&ロケット公式サイト

【フェリー】鹿児島本港から宮之浦港

こちらのルートは最安値ですが1日1便、出港は8:30であるため、鹿児島に前泊が必要になります。

乗船時間は約4時間、12:30宮之浦港着です。

船内にはウミガメ(子ガメ)の展示があり、一風変わった船旅になるでしょう。

デッキからは雄大な桜島もみえますよ!

フェリー屋久島2 鹿児島本港ー宮之浦港 二等船室 5,600円
参考:フェリー屋久島2公式サイト

まとめ

島のねこは癒やされる……

屋久島観光において、白谷雲水峡、縄文杉に行くのであればバスのみで十分観光できます。

ランチにお金をかけ、夕飯は買い出し、宿でとるスタイルにしました。

ぜひ行ってみてください!

訪問先:
縄文杉
白谷雲水峡
モスバーガー屋久島安房店
レンタルの山下安房店
古民家レストラン屋久島ジビエ王国
ほっともっと屋久島店
Aコープ宮之浦店

おいしいと聞いたけど、店休日などで行けなかった店
定食・パスタ かたぎりさん(安房)
お食事処 樹(宮之浦)

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