日本の神社

【鹿児島・屋久島】縄文杉だけじゃない登山前に寄りたい神社とパワースポットもご紹介

悩む人

屋久島に神社はあるのかな?教えて!

もちろん!益救神社などがあります!

mochi

こんにちは、離島の神社が好きでめぐっているmochiです。
屋久島は自然豊かな観光地だけではなく、神社もあると聞いて行ってみました。

実際に訪れると、山や山の神様を感じる場所でした。
鹿児島からは飛行機や高速船でアクセスできるので行きやすいでしょう。

ちなみにブログで紹介する範囲の神社めぐりはレンタカーなしで行けます。

このブログで紹介する神社めぐり

安房周辺の神社→(縄文杉)→宮之浦周辺の神社→(白谷雲水峡)

  • 安房周辺神社
  • 安房から宮之浦(バスにて約40分)
  • 宮之浦周辺神社

益救(やく)神社

益救神社は屋久島を代表する神社の1つで、宮之浦岳をはじめとする3つの山の神様が祀られています。

益救には「ますます救う」という御利益や、山の神様が祀られていることから、登山前に訪れる観光客も多い神社です。

延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)という平安時代の神社リストにのっている神社のうち、最南端にある神社です。

神社情報名称
神社名益救(やく)神社
御朱印あり(初穂料500円)
住所鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦277
祀られている神様天津彦彦火火出見尊
(あまつひこひこほほでみのみこと)など
公式サイト益救神社

御朱印

御朱印は直書きでいただけます。

御朱印帳を購入し、書き入れていただく場合とデザインが異なるため、屋久島来島をきっかけに御朱印集めを始めてみるのもいいですね。

屋久島大社

屋久島大社(やくしまたいしゃ)は1977年に創建された比較的新しい神社です。

地元の製薬会社の初代社長が創建しました。

最寄りのバス停は「楠川入口」で、通りからも大きな鳥居が見えるため迷うことはないでしょう。

敷地内は広く、本殿脇に末社が配置されています。

この日は17時過ぎに行ったので社務所が閉まっており、御朱印はいただけませんでした。

神社情報名称
神社名屋久島大社
御朱印あり(初穂料500円)
住所鹿児島県熊毛郡屋久島町楠川590−1
祀られている神様伊邪那美命 伊邪那岐命など
公式サイト

盛久(もりひさ)神社

平清盛の家臣、平盛久をまつる神社です。
社殿や鳥居も屋久杉で造られていますが、この造りになったのは昭和になってからです。

創建は不明ですが平盛久は平安時代末期〜鎌倉時代初期の武将で、硫黄島から流れ着いた人物と考えられています。
神社のルーツは、少なくとも鎌倉時代にはありそうですよね。

無人の神社で御朱印はありません。
よく見ると手前の樹も巨大でなかなかですよね。

地元のおばあちゃんが散歩途中で休憩していました。
地域の神社といったところですね。

本殿の中には屋久杉を使用した絵馬があり、書き入れ・奉納できます。
屋久島では盛久神社だけだそうです。

神社情報名称
神社名盛久(もりひさ)神社
御朱印なし
住所鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2384
祀られている神様平盛久
公式サイト盛久神社(春牧区内)

川向神社

川向神社は益救神社の対岸にみえる神社で、境内の芝生が手入れされていてとても居心地がよい場所です。

元々別の場所に鎮座していましたが、中学校の移転とともに1982年に現在に場所に移されました。

主な御利益は五穀豊穣です。

神社情報名称
神社名川向神社
御朱印なし
住所鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦 字濵畑山2437-32
祀られている神様火須勢理命
公式サイト

屋久島の2大パワースポット縄文杉や白谷雲水峡に行ってみた


屋久島の2大パワースポット、縄文杉や白谷雲水峡に行きました。

それぞれの様子を載せます。

縄文杉

左:早朝のバス停・右:登山道から歩き始めてすぐ

縄文杉は安房からのアクセスが良好でした。
安房を5:23に出発、バスを乗り継ぎ荒川登山口まで向かいます。

トレッキングシューズは自前で、それ以外はレンタルしました。
宿を予約時にお弁当を注文します。

登山届を提出、いざトレッキング開始です。
最初〜3分の2は歩きやすいトロッコ道でした。

左:ウィルソン株・右:いくつかある巨大な杉

見上げるとハートに見える切り株・ウィルソン株や巨大な杉の木をみながら進みます。
大雨でしたが空気が澄んでいて、心が洗われるようでした。


そして出発から約5時間、縄文杉に到着です。
樹齢約7000年ともいわれる縄文杉は別格で、空気がピンと張りつめていました。

縄文杉周辺はウッドデッキが整備され、あまり近づくことができません。
写真では伝わりづらいですが壮大でしたよ。

左:登山道・右:登山口と登山届を出したところ

元来た道を引き返します。
トロッコ道の先3分の1は登山道で、一部舗装された階段のほか、根がむき出しになっている箇所もあり、注意が必要です。
お昼近くになっていたので、帰りはまた違った景色が楽しめました。


荒川登山口に着いたのは14:40で、帰りは約4時間でしたね。
最後に登山届を出したボードの様子を載せます。

白谷雲水峡

左:入り口・右:案内板わきの渓流

白谷雲水峡は宮之浦からアクセス良好でした。
散策コースが設定され、難易度別にコースが設定されています。

入り口付近に川があり、小さい滝が段々になっており見応えたっぷりです。

左:巨大すぎて入りきらない杉・右:入れそうな根っこ

ところどころ自然の壮大さにふれながら、せっかくなので太鼓岩まで往復しました。
コースはコンディションにより立ち入れない場合があるため、屋久島レクリエーションの森保護管理協議会サイトを確認してください。

ジブリアニメの舞台になった「苔むす森」です。
屋久島が好きで何度か来てる方の話では「雨が降っていた方が苔が濡れてきれいに見える」なのだとか。

この日は薄日でしたが、光がさす森も幻想的でした。

太鼓岩

入り口から約2時間で太鼓岩に到着です。
高さがあり少し怖かったですが、絶景でした。

岩のスペースに限りがあるので、譲り合って写真を撮り、来た道を引き返します。
往復4時間ほどのトレッキングでした。

町に戻る途中、野生の屋久猿を目にしました。
屋久猿は「厄が去る」という語呂合わせがあり、出会えると文字通り、厄が去るといわれています。

鹿児島にある屋久島とは

ここで、屋久島について簡単に紹介します。

屋久島は鹿児島県にあり、高速船で約3時間の離島です。

島一周は車で約3時間です。

島には九州最高峰の宮之浦岳(標高1,936メートル)があります。

一年間を通じて雨が多く、天候やコンディションによって立ち入れない場所もあるので、屋久島自体がパワースポットと言えそうですね。

屋久島へのアクセス


屋久島には飛行機と高速船・フェリーの3つのアクセス方法があります。

フェリー利用は鹿児島に前泊しなければならず、一般的な方法は飛行機か高速船といえそうです。

飛行機

飛行機は伊丹・福岡・鹿児島から直行便があります。

詳しくは、JAL公式サイトをご覧ください。

高速船・フェリー

高速船は鹿児島本港南埠頭から屋久島行きがでています。

便により屋久島到着の港が異なるため、詳しくは種子屋久高速船株式会社のサイトを確認してください。

フェリーは鹿児島本港南埠頭から屋久島行きが出ています。

高速船ターミナルから少し離れているため、注意が必要です。

1日1便の運行で詳しくは、折田汽船株式会社のサイトを確認してください。

屋久島の神社やパワースポットに行ってみよう

屋久島には神社だけではなく、パワースポットもあります。
自然豊かで森には新鮮な空気が溢れている屋久島を訪れた際は、ぜひ行ってみてください。

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