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財布を無くした(道に落とした)かも!どうしよう!
落ち着いて、思い当たるところを探して、
見つからない場合は警察に行きましょう
け、警察!?そんなに大げさかな〜?
きちんと手続きをした方が、
見つかる・見つからないに関わらず安心できますよ
財布を無くすと気が動転し、焦るものです。
外出先や旅行先で路上に財布を落とし、探しても見つからなかった場合、警察に遺失届を出します。
手続きに時間がかかり、正直手間に感じましたが、防犯や財布が戻ってきた時のことを考えると提出してよかったです。
そして、そもそも財布を落とさないようにする工夫を記載します。
万が一、財布を落としても慌てないよう、参考にしてください。
財布を無くしたら遺失届けを出す
財布を無くしたと思ったら、警察に遺失届を提出します。
遺失届を出すには、遺失届出書を記入します。
遺失届出書の一例と記載例は、以下のとおりです。
必要事項をボールペンで直筆し、最寄りの警察署や交番、駐在所に提出します。
この届には対象外が2つあります。
- 家や他のカバンにあるなど落としてない場合
- 海外で落とした場合
上記のように、外で落としていない状態や海外は対象外です。
遺失届を出す方法3通り
遺失届は以下3つの方法で出せます。
- 警察署や交番で出す
- オンラインで出す
- 電話で出す
財布を無くした状況により異なるので、それぞれ解説します。
ちなみに筆者は警察署に行き、出しました。
警察署や交番で出す
警察署や交番に直接行き、事情を説明すると、職員が書類を持ってきてくれます。
当日の混み具合にもよりますが、筆者の場合、状況確認〜書類記載まで30分前後かかりました。
財布を落とした場合、財布の外観・特徴の他、入っている現金の内訳、カード類など詳しく記入する必要があります。
警察署で出すメリットは、必要に応じて職員がヒアリングしてくれるところです。
記載できていなかった財布の特徴や、状態をより詳細に記入できます。
財布を落としている時は冷静でいられないと思いますので、第三者の視点があると心強いでしょう。
その他に、事前に警察庁から用紙をダウンロードして記載してから持ち込む方法もあります。
オンラインで出す
警察庁ではオンラインで遺失届を提出できます。
最寄りの警察署に行かずに手続きができるのはメリットですが、受理するまでに時間がかかるのがデメリットです。
筆者は警察署で手続きをしたのですが、警察の方が、必要情報をヒアリングしてくれたので、持ち主を探す立場で必要な情報を提供できました。
メリット・デメリット両方ありますので、状況によって使い分けてください。
また、オンラインでの届は対象となる都道府県が限られるので注意しましょう。
随時更新を心がけますが、最新情報は警察庁でご確認をお願いします!
電話で出す
最寄りの警察署の電話番号がわかれば、電話で届け出ることができます。
この方法は、警察署まで距離があるなど、行くのが難しい時に活用できるでしょう。
最寄りの警察署は、「土地名+交番や警察署」で検索します。
対応に時間がかかる場合があるので、余裕を持ってかけると良いでしょう。
遺失届を出すメリット
警察に行ったり、電話をかけたり、大ごとに感じる遺失届。
しかし、メリットがいくつかあり、主なものは以下の3つです。
- 紛失を客観的に証明できる
- 財布が交番に届いたら連絡してもらえる
- 持ち主の証明になる
結論、手間を惜しんで何かあっては遅い場合もあるので、提出した方が良いといえます。
とはいえ、「そこまでしなくても」も思う方もいらっしゃると考えられるので順に解説します。
紛失を客観的に証明できる
遺失届を提出すると紛失を客観的に証明できます。
例えば財布の中にクレジットカードや免許証が入っている場合、再発行手続きが必要になる可能性があります。
また、遺失届があると、免許証が悪用された際に不正使用の証明となるのです。
最悪の事態を考えて、できることは対策しておいた方が良いといえるでしょう。
なお、クレジットカードや免許証などの再発行体験談は、以下の記事にまとめてるので併せてご覧ください。
財布が交番に届いたら連絡してもらえる
財布が拾われて、交番に届いた時に遺失届が提出されていれば、記載した電話番号に連絡がきます。
遺失届出書は落とし物のシステムに登録されます。
例えば、居住地が福岡で、大阪で落として、京都の交番に届いても連絡してもらえるのです。
財布が返ってくる可能性が高まるので、提出した方が良いといえます。
持ち主の証明になる
せっかく交番に財布が届けられても、現金のみが入っている場合など、誰の財布かわからない時があります。
この時に、遺失届が出ていないと警察も返還できません。
落とし物の保管期限は3ヶ月のため、落としたら速やかに届け出ることが推奨されます。
財布が見つかった時にとる行動
遺失届を出し、無事財布が見つかった場合の対応を解説します。
- 財布の中身を確認する
- 遺失届を取り下げる
遺失届を出した時の控えにも、見つかった時の連絡先書かれているため実際の画像を使いながら解説します。
財布の中身を確認する
財布が戻ってきたと安堵する前に、財布の中身を確認します。
特に、本人確認に使用される運転免許証やマイナンバーカードは再発行していたら、古い方は返還が必要で、返還先は表のとおりです。
本人確認書類 | 返還場所 |
---|---|
運転免許証 | 免許試験場または警察署 |
マイナンバーカード | お住まいの自治体 (市役所や区役所など) |
さらに、他のカード類の有無や、現金の増減にも注目します。
特にクレジットカードやキャッシュカードが紛失していたり、現金が減ったり増えたりした場合は、不正利用に巻き込まれている可能性があるため、警察に相談すると良いでしょう。
遺失届を取り下げる
警察からの連絡以外で財布が見つかった場合、遺失届の控えに記載されている警察署・会計課に連絡します。
自分の財布なので、連絡せずにそのまま使いたいところですが、持ち主以外の第三者が使用しているとみなされます。
このため、財布が戻ってきたら速やかに報告しましょう。
SNSで財布無くしたことは投稿しない方がいい
今回財布を無くしてみて、無くしたことをSNSに投稿しない方が良いと感じました。
その理由を、財布を無くした時、財布を拾った時でまとめています。
「SNSで財布を無くしたことを呼びかけたら早く見つかる」がある一方、リスクも知っていただきたいので解説します。
財布を無くした時
財布を無くした時に、財布を探そうとSNSで呼びかけたくなりますが、投稿しない方が良い場合もあります。
例えば、SNS投稿により財布を無くした場所が不特定多数の人に知れ渡り、必ずしも良い人に拾われるとは限らないからです。
また、自分の生活圏や行動範囲が周囲にバレてしまうため、別の問題が起きる可能性も否定できません。
このため、上記のリスクを考えるとSNS投稿しない方が良いといえるでしょう。
財布を拾った時
財布を自分が拾った時も、SNSに投稿し、持ち主を探すことはしない方が良いといえます。
投稿をみた第三者が、画像を保存したり、投稿内容から特徴を知って、本人になりすまして引き取る可能性があるからです。
特に本人しか知り得ない情報は、個人の特定になる場合があるため注意が必要です。
某会社で駅員してますが…
— Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint) January 7, 2023
拾得した遺失物をSNS等に載せて拡散しないで下さい。
載せるにしても細かい情報まで載せないで下さい。
写真なんて以ての外です!
拾った本人は親切心でしていると思いますが、本当にやめて下さい。
これで何が起こるのか…
直ぐに想像出来ると思います。
参照元:@MXPA12_GR_Flint
財布を落とさないようにする工夫
財布を落とさないようにする工夫には、以下の3つがあります。
- 財布をカバンにしまう
- ウォレットチェーンを使う
- ウォレットバッグを使う
簡単な工夫をするだけで、落とす確率を減らせるので、それぞれ解説します。
財布をカバンにしまう
財布を上着やズボンのポケットにしまうと、歩いている時の振動で飛び出る場合があります。
ポケットに入れていたはずの財布がなくなっていた、という経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。
財布をカバンにしまうだけで、落とす確率は減らせます。
ウォレットチェーンを使う
ウォレットチェーンは、財布にチェーンをつけて、落としにくくする物です。
財布以外の物を取り出した時に、一緒に財布が飛び出て落ちるのを防ぎます。
また、ズボンのポケットにしまうときも、落下を防ぎます。
ファッション性やデザイン性を重視したチェーンもあるので、好みのものを探すと良いでしょう。
ウォレットバッグを使う
ウォレットバッグは財布とショルダーバッグが一体となっているバッグです。
カバンに財布がくっついているので、財布そのものより落としにくいといえます。
メンズ・レディースで様々な商品があるので、お好みのバッグを選ぶと良いでしょう。
財布を無くす前提の工夫
よく財布を無くしてしまう方には、そもそも財布を無くす前提の工夫もあります。
主な対策は以下のとおりです。
- 少額しか財布に入れない
- カード類は別で管理する
- スマートタグを使う
そもそも無くして良い財布はないので、被害を最小限に抑えましょう。
少額しか財布に入れない
キャッシュレス化が進みつつある最近は、多額の現金を持ち歩くよりも、クレジットカードやスマートフォンでの決済をした方が良い場合もあります。
このため、財布には必要最低限の現金しか入れず、万が一無くして出てこなくても心の傷が最小限で済む工夫ができるでしょう。
カード類は別で管理する
カード類はカードケースに保管して、落とすのは財布だけという方法もあるでしょう。
この場合だと、財布を落としてもクレジットカードや免許証は無事である可能性が高まります。
持ち歩くカードの枚数や、好みのデザインに合わせて選ぶと良いでしょう。
スマートタグを使う
スマートタグは、カード型の便利グッズです。
スマートフォンにカードの情報を登録すると、カードとスマートフォンが離れた時にアラームで知らせてくれます。
スマートフォンの機種により使えないカードもあるため、よく確認してから購入しましょう。
財布を無くしたら遺失物届けを出そう
財布を無くしたら遺失届を出しましょう。
遺失届が出ていると、財布を無くした・落とした時に客観的な証明になります。
また、財布の中に入っている免許証やクレジットカードの再発行時や、悪用された時に不正利用を証明する時に必要です。
さらに、持ち主に返される時に届が出ていると変換がスムーズです。
財布を無くした・落とした時は遺失届を出して、被害を最小限にするとともに、財布が手元に戻しやすくしましょう。