日本の神社

【鹿児島・種子島】御朱印あり!鉄砲館や宇宙センター近くの神社をご紹介

悩む人

種子島にはどんな神社があるの?御朱印はある?

もちろん!熊野神社などがありますよ

mochi

こんにちは、離島の神社が好きでめぐっているmochiです。
種子島には鉄砲館や宇宙センターからアクセスしやすい神社があると聞いて、早速行ってきました。

実際に訪れると、神話や歴史的背景にふれる貴重な機会になりました。
今回はレンタカー旅です。

このブログで紹介する神社めぐり

西之表→南種子町(種子島宇宙センター近く)→宿泊→西之表(鉄砲館近く)

  • 西之表→宝満神社(南種子町)(レンタカーにて約1時間)
  • 南種子町内に宿泊
  • 南種子町内→熊野神社(レンタカーにて約20分)
  • 熊野神社→栖林神社(レンタカーにて約50分)

熊野(くまの)神社

熊野神社は種子島を代表する神社の1つで、種子島全土の氏神様といわれています。

創建は1452年頃で、紀州熊野権現から神様を分霊し、この地に祀られました。

主なご利益は、縁結びや安産です。

島内外問わず参拝客が絶えない神社です。

神社情報名称
神社名熊野(くまの)神社
御朱印あり(初穂料300円)
住所熊毛郡中種子町坂井6029
祀られている神様伊邪那岐命・伊邪那美命
公式サイト鹿児島神社庁

御朱印

御朱印は書き置きです。
本殿向かって左側の扉を開けると、置かれています。

自分で参拝した日を書き入れるタイプの御朱印でした。

宝満(ほうまん)神社

宝満神社は南種子町にある神社で、地域では宝満さまと呼ばれ親しまれています。

創建は1807年ですが、その昔、神社の近くにある宝満池の水を稲作に使おうと、水路を作った時に大きな岩が邪魔をしていました。

大きな岩を壊そうとした時に怪物や大蛇が出てきて、畏れをなした人々は雨乞いの祈祷を始めました。

しばらくすると無事に雨が降り、宝満池に女神が現れました。

この女神が、玉依姫であり五穀豊穣のご利益につながったと言い伝えられています。

種子島宇宙センターから車で6分のところにあるので、お近くに行かれた際は行ってみてください。

神社情報名称
神社名宝満(ほうまん)神社
御朱印なし
住所鹿児島県熊毛郡南種子町茎永3786
祀られている神様玉依姫
公式サイト鹿児島神社庁

栖林(せいりん)神社

栖林神社は西之表市に鎮座する神社で、創建は1863年です。

ご祀神は、種子島のサツマイモ栽培の第一人者である種子島久基です。

久基は琉球中山王尚貞からサツマイモを貰うと、味が美味しく、栽培も簡単であることに注目し、種子島での栽培を始めました。

栽培はうまくいき、その後の飢饉などを乗り切ることができたと記録されています。

ちなみにサツマイモは、薩摩(鹿児島)の芋という意味で、薩摩である鹿児島では、中国から伝わった唐芋(からいも)と呼ばれています。

種子島鉄砲館からも歩いて行けるので、時間がある方は訪ねてみてください。

神社情報名称
神社名栖林(せいりん)神社
御朱印なし
住所西之表市西之表7597
祀られている神様種子島久基
公式サイト鹿児島神社庁

そもそも種子島とは

お読みいただき、種子島に興味が出てきたところかと思います。

ここで、簡単に種子島を紹介します。

種子島は、鹿児島から高速船や飛行機でアクセスできる離島です。

島は南北約60キロメートル、東西約10キロメートルで往復約4時間でした。

種子島の面白い特徴は、食料自給率(カロリーベース)で約800%あり、コシヒカリやイチゴがギリギリ育ちます。

また、南方の植物であるバナナとサトウキビもギリギリ育つ、恵まれた環境と言われています。

実際に訪れて、種子島宇宙センターに代表される宇宙関連施設があるので、レンタカー→宿→フェリーや飛行機の順で予約が取れなくなると聞きました。

このため、JAXA公式サイトで打ち上げ予定を確認し、予定が決まったら早めに予約すると安心です。

種子島を縦断してみた


種子島は南北に60キロメートルほどある縦長の島です。
高速船で西之表港に着き、レンタカーを借りて種子島宇宙センターまで南下、翌日北上しながら港に戻るコースにしました。

路線バスもありますが、船や飛行機の時間に合わせての運行がメインのため観光には不向きでしょう。

左:食堂のロケットをイメージしたカレー・右:種子島宇宙センター

まずは種子島宇宙センターを目指します。

実は、宇宙や星が大好きで、一生に一度は行ってみたかった場所でした。

宇宙センターといえば、夢や希望が詰まっていて子供向けのイメージですが、実際は大人も楽しめる場所でした。

そもそも離島の宇宙センターなので、本当の宇宙好きやロケット好きが集まる場所だったんです。

種子島に宇宙センターがあるのは、赤道に近く、ロケットを打ち上げるエネルギーが最小限で済むからだそう。

見学ツアー&展示見学で閉館時間まで楽しみ、宿へ向かいました。

翌朝、干潮の時間にしか行けないと言われている千座の岩屋に行きました。

小雨でしたが洞窟の中なので外に出なければ、天気はそんなに気になりません。

種子島芸術祭では、夜の洞窟をプラネタリウムにするイベントも行われているようで、一生に一度は行ってみたいと思っています。

種子島には南の島らしいマングローブ森もあります。

雨が降ってなければボードウォークを歩いてみたかったですね。

種子島はアニメ映画のロケ地になっていることもあり、聖地巡礼に訪れる人もいます。

天候を見ながらアニメ映画のロケ地を見てまわったり、鉄砲館に行ってみたりしながらフェリーターミナルに戻りました。

種子島への行き方

種子島までの行き方をまとめました。

飛行機や高速船が主なアクセス方法です。

飛行機

飛行機は伊丹(時期により運行)、鹿児島から直行便があります。

鹿児島空港からの直行便がメジャーな行き方になるので、詳しくはJAL公式サイトをご覧ください。

高速船・フェリー

高速船は鹿児島本港南埠頭から種子島行きがでています。

所用時間は約1時間35分で、詳しくは種子屋久高速船株式会社のサイトを確認してください。

フェリーは鹿児島本港南埠頭から種子島行きが出ています。

高速船ターミナルから少し離れているため、注意が必要です。

フェリー会社2社で運行しており、所要時間は約3時間30分です。

種子島の神社に行ってみよう

種子島には、島の発展に関わる神社や神話をもとに神様が祀られている神社など興味深い神社がありました。

観光では、種子島宇宙センターや鉄砲館など見所もあります。

鹿児島への旅行を計画された時は、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

次回は屋久島を旅します、お楽しみに。

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