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桜島には御朱印がいただける神社はあるかな?
できればレンタカーなしで行きたいんだけど……
御朱印のある神社もあり、
桜島はバスや徒歩ででめぐれますよ〜!

こんにちは、離島の神社が好きでめぐっているmochiです。
桜島に桜島ならではのつくりの神社があると聞いて行ってみました。
実際に訪れるとコンクリート造りで、活火山の島を思わせる神社でした。
桜島は今でも活動が続く火山がある島で、火山活動を見ながら人々が暮らしています。
鹿児島市内からフェリーが出ており、乗船時間も約20分と、手軽に訪れることができます。
桜島はバスで周れるでしょう。
そもそも桜島とは
神社を紹介する前に、桜島について簡単に紹介します。
桜島は鹿児島・桜島フェリー鹿児島港発着所からフェリーで約20分の距離にあります。
かつては湾に浮かぶ離島でしたが、1914年の大正噴火によって、現在の垂水市と陸続きになりました。
桜島のシンボルである活火山は、北岳と南岳の2つの山からなります。
今でも噴火を繰り返しているため、一般人が立ち寄れる最高地点は標高373メートルにある湯之平展望所です。
月讀(つきよみ)神社

月読(つきよみ)神社は桜島フェリーターミナルから徒歩約3分の神社です。
創建は不明ですが1300年以上の歴史があるとされています。
1914年の大正噴火までは赤水字宮坂にありましたが、溶岩に埋没したため現在の場所に変遷しました。
ご利益は交通安全、縁結びなどです。

境内には稲荷神社もあり、御祀神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのかみ)、ご利益は五穀豊穣などです。
神社情報 | 名称 |
神社名 | 月讀神社 |
御朱印 | あり(初穂料500円) |
住所 | 鹿児島県鹿児島市桜島横山町1722−8 |
祀られている神様 | 月読命(つきよみのみこと)など |
公式サイト | 月讀神社 |
御朱印

御朱印は直書き・書き置きどちらも各500円です。
社務所にて対応いただけます。
黒神埋没鳥居(くろかみまいぼつとりい)

黒神埋没鳥居は桜島・黒神中学校の敷地内にある神社の鳥居です。
この鳥居は、黒神集落にあった腹五社(はらごしゃ)神社のものです。
鳥居全体は約3メートルあり、1914年の大正噴火の際に上部1メートルを残して、火山灰に埋まってしまいました。
当時の住民は掘り起こそうとしましたが、「噴火の記憶を風化させないように」とそのまま残したという記録があります。

黒神埋没鳥居の奥には腹五社神社の本殿があり、火山地帯でも神様を守れるようコンクリートで造られていました。
ご利益は、交通安全、縁結びなどです。
噴火の凄まじさを知るとともに、社殿の造りなど桜島ならではの景観が見られるでしょう。
神社情報 | 名称 |
神社名 | 腹五社神社 |
御朱印 | なし |
住所 | 鹿児島県鹿児島市黒神町647 |
祀られている神様 | 月読命(つきよみのみこと) |
公式サイト | ー |
地面がぬかるんでいる場合や、歩きにくいところもあるためスニーカーで行くと良いでしょう。
桜島を半周してみた
桜島は路線バスと循環バスを利用すると、車がなくても半周できます。
今回は、バス・電車とフェリーが1日乗り放題になる乗車券「CUTE」を桜島フェリー乗り場で購入し、使用しました。

まず、黒神埋没鳥居へ向かいました。
筆者が訪れた当時(令和4年)は、午前1便・午後1便、見学時間を30分ほど確保でき、港に引き返せる便がありました。
画像の時刻表は、桜島港の観光案内所で、黒神埋没鳥居に行きたい旨を話したらもらえました。
なお、黒神埋没鳥居にどうしてもバスで行きたい時は、事前に鹿児島市交通局桜島営業所に問い合わせると確実です。

桜島が噴火し、噴石から身を守るシェルターやコンクリートの屋根つきのお墓など、火山とともにする暮らしぶりを体感しながら行きました。
途中乗り換えが1回ありますが、向かいのバスと分かりやすいので心配はないでしょう。

桜島港に戻ってからは、サクラジマアイランドビュー(循環バス)に乗り換えました。
ここから、一般人が立ち寄れる最高地点・標高373メートルにある湯之平展望所を目指します。
なお、循環バスは1周約55分です。
桜島へのアクセス
桜島までの主なアクセス方法をまとめました。
フェリー
鹿児島空港からのアクセスは、鹿児島中央駅を目指し、バスで鹿児島水族館前で下車します。
他には、鹿児島空港から「高速船ターミナル」行きのバスに乗車し、「桜島フェリー鹿児島港発着所」まで、約11分歩く方法もあります。
※高速船ターミナルは種子島・屋久島行きの船が出ており、桜島には行きません。
桜島フェリー鹿児島港発着所から乗船し、約15分〜20分で桜島に着きます。
フェリーは2025年1月現在24時間営業しています。
参照元:桜島フェリー
車やバイク
桜島は鹿児島市内から見て、湾の反対側の垂水市と陸続きです。
このため、垂水市にいけばフェリーを使わずに上陸できます。
桜島フェリーは車やバイクを乗せられるので、片道だけフェリーを利用する方法もあります。
参照元:桜島フェリー
桜島の神社に行ってみよう

桜島には、土地柄を活かした神社がありいつもの神社と違った景観が楽しめます。
鹿児島観光がてら、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。