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【奄美大島】ついに龍神水を発見!大熊龍王神社と名瀬の魅力ある神社6選

知りたい人

奄美大島に龍神様がいる神社や周辺の神社を知りたいな〜

龍神で有名なのは大熊龍王神社です。他にもありますよ!

mochi

奄美大島・名瀬郊外には、大熊龍王神社を代表に観光地からもアクセスしやすい神社がいくつかあります。

この記事では、境内や近くに聖域や聖地があったり、主要道路からアクセスしやすかったりした神社を厳選して6社紹介します。

記事の後半は、神社めぐりの注意点や、飲み物が買えるコンビニ情報などの解説です。

奄美大島に住んでいた筆者が実際に行った様子とともにお届けします!

こんな人に読んでほしい

  1. 奄美大島の神社に興味がある
  2. レンタカーで観光地以外もめぐってみたい
  3. 奄美に住んでいた人目線の記事を読みたい

龍神スポットや周辺の神社・パワースポット

名瀬の神社のうち、この記事で紹介するのは6社です。

6社と奄美大島の主要観光地から、車でのアクセス時間は以下のとおりです。

紹介する神社近くの観光地
大熊龍王神社奄美海洋展示館から車で約18分
芦花部南洲神社奄美自然観察の森から車で約22分
有良厳島神社奄美自然観察の森から車で約26分
有盛神社奄美海洋展示館から車で約26分
山間権現黒潮の森マングローブパークから車で約6分
市氏守神社黒潮の森マングローブパークから車で約13分

レンタカーがあれば、観光がてら一緒に参拝できます。

ちなみに、すべて御朱印なしの無人の神社です。

奄美大島名瀬市街地で、御朱印ある神社は高千穂神社です。

以下の記事で実際に御朱印をいただい様子を紹介しています。

また、瀬戸内町にある古仁屋高千穂神社でも御朱印がいただけます。

筆者は古仁屋にも行って参拝しましたので、詳しくはこちらの探訪記をご覧ください。

大熊龍王神社(だいくまりゅうおうじんじゃ)

大熊龍王神社

大熊龍王神社は龍神に出会える神社として、ひそかに有名な神社です。

龍神とは手水社のことだと考えられます。

ご祭神は市杵島姫命と弁財天です。

ご利益は縁結び・安産や福徳と伝わっています。

もともと別の場所にありましたが、昭和45年に現在の場所に移動されました。

12月31日〜1月5日は龍神水や本殿を見ることができます。

龍神水は手水社であり、清めるために使用するので、持ち帰りはできません。

また、本殿の公開があり、以下のような授与品が並んでいます。

  • 御神酒
  • お札
  • お守り
  • おみくじ

ちなみに隣の観音像の公開はありませんでした。

龍神様に間近でふれられるチャンスですので、年末年始を奄美大島で過ごされる方はぜひ行ってみてくださいね。

大熊龍王神社の大晦日の様子です。

参道が少し急な階段ですが、ライトがついているため足元が明るく、登りやすいです。

冬場であるとはいえハブには十分注意しましょう。

【大熊龍王神社】
・〒894-0001 鹿児島県奄美市名瀬大熊町
・開門時間:通年24時間

芦花部南州神社(あしけぶなんしゅうじんじゃ)

南州神社は、芦花部(あしけぶ)集落にある神社です。

ご祭神は西郷隆盛で幕府の追手から逃れるために、奄美大島に来島しました。

南州翁とは西郷隆盛の敬称の1つで、大河ドラマで取り上げられた「西郷どん」の方が、知られているかもしれません。

島娘の愛加那と結婚した西郷隆盛は、芦花部集落に半年ほど滞在し、住民と交流した記録があります。

神社の創建は昭和15年です。

参道近くにはケンムン伝説にゆかりのあるコクナ山があります。

この場所は聖地であり、観光客が足を踏み入れられる所もないため、そっとしておきましょう。

【芦花部南洲神社】
・〒894-0351 鹿児島県奄美市名瀬大字芦花部1233
・開門時間:通年24時間

有良厳島神社(ありらいつくしまじんじゃ)

有良厳島神社は有良集落にある神社で、創建は享保3年(1718年)です。

すぐ隣は海なので、海岸を散策することができます。

神社の中は閉ざされていますが、石造りの烏帽子像が安置されています。

この烏帽子像の造形が稲穂を肩に担いでいたので太陽の恵みや、五穀豊穣を願っていると考えられています。

周辺にはケンムンの散歩道などがあり、一緒に散策をするのがおすすめです。

神社の手前に車3台ほどの駐車場があるので、レンタカーでアクセスできます。

【有良厳島神社】
・〒894-0352 鹿児島県奄美市名瀬大字有良
・開門時間:通年24時間

有盛神社(ありもりじんじゃ)

有盛神社は名瀬浦上にある神社です。

奄美大島には1185年の壇ノ浦の戦いに敗れた平家の落武者が流れ着いた伝説があり、有盛神社も平家伝説にまつわる神社の1つです。

有盛神社のご祭神は平有盛で、神社のある小山一帯に出城があったと伝わります。

また奄美大島・加計呂麻島には平家の落人伝説があり、奄美大島では龍郷町に平行盛、加計呂麻島には平資盛がそれぞれ出城を築きました。

現在は、行盛神社と大屯神社になっています。

しまバスのバス停「有盛神社前」もあり、公共交通機関でアクセスできる数少ない神社の1つです。

【有盛神社】
・〒894-0068 鹿児島県奄美市浦上町
・開門時間:通年24時間

山間権現(やんまごんげん)

山間権現は山間集落にある神社で、海が見渡せる高台にあります。

中世期頃、奄美大島のこの場所では海賊が出現したといわれており、見張所を設けたのが始まりとされています。

琉球王国や薩摩藩の支配下では、海上安全の祈りの場、明治以降は戦地に赴く兵士の武運を祈願しました。

このような奄美大島の歴史が、垣間見える場所でもあります。

山間権現には「白い馬神様にまつわる聖域」があります。

筆者はこの看板を知る方に連絡を取りましたが、折り返しの連絡が来ず真相はわかっていません。

何か知っておられましたら、コメントでお知らせください。

聖域を間近で見られるのも離島の神社ならではですよね。

市集落に向かう手前の山に入り、5分〜10分参道の階段を上がります。

【山間権現】
・〒894-1204 鹿児島県奄美市住用町大字山間
・開門時間:通年24時間

市氏守神社(いちうじもりじんじゃ)

市氏守神社は市集落にあり、丸い石を氏神とする神社です。

奄美大島の神社の中でもかなり独特な形をしており、顔なのか、模様なのかは不明です。

神社を知る方にお話を伺えましたが、「丸い石をお祀りしている」というお話でした。

特有な形が、巨岩や巨木を信仰の対象にしている古代や土着の神様を大切にされている様子が伺えますね。

【市氏守神社】
・〒894-1321 鹿児島県奄美市住用町大字市
・開門時間:通年24時間

奄美大島・名瀬郊外の神社めぐりモデルコース

所要時間約3時間〜半日です。

神社めぐりだけをするなら、大熊龍王神社から南州神社を目指し、来た道を戻って住用方面に向かうと良いでしょう。

奄美大島名瀬郊外の神社・パワースポットめぐりの注意点

神社・パワースポットめぐりの注意点はハブと水分補給です。

知っていれば過度に身構えることはないので、それぞれ順に説明します。

ハブに注意する

ハブにかまれないようにすることが大切です。

なぜならハブは毒を持っており、かまれると毒が回り最悪死に至るからです。

ハブにかまれないためには道の真ん中を歩く、不必要に茂みや草むらに入らないなどの対策があります。

このように、ハブにかまれないように注意することが大切です。

こまめに水分補給する

こまめな水分補給は、散策時に大切です。

奄美大島は年間平均気温が10℃以上あり、冬場でも動くと日中は汗をかきやすくなります。

スーパーやコンビニは見かけますが、自販機は少ない印象なので、どちらかで購入してから神社に向かうのがおすすめです。

飲み物調達・節約派のためのスーパーなどの情報

大熊龍王神社がある大熊地区周辺で飲み物を調達するのが、ドラッグストアやコンビニが充実しているのでおすすめです。

主なコンビニやスーパーは以下のとおりです。

・ドラッグイレブン
・マツモトキヨシ
・ファミリーマート
・モスバーガー
・だいわ大熊店

特に、有良厳島神社・芦花部南州神社周辺と山間権現・市氏守神社周辺には何もないので、必要な方は準備してから行きましょう。

観光がてら名瀬の神社を巡ってみよう!

名瀬には龍神がいるとひそかに人気の大熊龍王神社をはじめ、趣深い神社がいくつもあります。

今回紹介した6社は、市街地や観光地の途中にあり、レンタカーでアクセスしやすいです。

この記事をきっかけに、奄美大島を訪れた際は、神社にも行ってみてくださいね。

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