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奄美大島に龍神様がいる神社や周辺の神社を知りたいな〜
龍神で有名なのは大熊龍王神社です。他にもありますよ!

奄美大島の市街地・名瀬近くには、観光地からもアクセスしやすい神社がいくつかあります。
この記事では、境内や近くに聖域や聖地があったり、主要道路からアクセスしやすかったりした神社を厳選して6社紹介します。
主要観光地から車での所用時間も記載しました。
記事を最後まで読むと、島独自の世界観や文化にふれられるきっかけになりますよ。
ちなみにレンタカーは必須です。
名瀬周辺の神社やパワースポット
紹介する神社 | 近くの観光地 |
大熊龍王神社 | 奄美海洋展示館から車で約18分 |
芦花部南洲神社 | 奄美自然観察の森から車で約22分 |
有良厳島神社 | 奄美自然観察の森から車で約26分 |
有盛神社 | 奄美海洋展示館から車で約26分 |
山間権現 | 黒潮の森マングローブパークから車で約6分 |
市氏守神社 | 黒潮の森マングローブパークから車で約13分 |
全部めぐらなくとも、レンタカーがあれば観光がてら一緒に参拝できます。
ちなみに、すべて御朱印なしの無人の神社です。
奄美大島名瀬市街地で、御朱印ある神社は高千穂神社です。
以下の記事で、実際に御朱印をいただい様子や近くのパワースポットを紹介しています。
大熊龍王神社(だいくまりゅうおうじんじゃ)

大熊龍王神社は龍神に出会える神社として、ひそかに有名な神社です。
龍神とは手水社のことだと考えられます。
ご祭神は市杵島姫命と弁財天です。
ご利益は縁結び・安産や福徳と伝わっています。
もともと別の場所にありましたが、昭和45年に現在の場所に移動されました。
12月31日〜1月5日は龍神水や本殿を見ることができます。

龍神水は手水舎であり、清めるために使用するので、持ち帰りはできません。
また、本殿の公開があり、以下のような授与品が並んでいます。
- 御神酒
- お札
- お守り
- おみくじ
ちなみに隣の観音像の公開はありませんでした。
龍神様に間近でふれられるチャンスですので、年末年始を奄美大島で過ごされる方はぜひ行ってみてくださいね。
神社情報 | 名称 |
---|---|
神社名 | 大熊龍王神社(だいくまりゅうおうじんじゃ) |
御朱印 | なし |
住所 | 鹿児島県奄美市名瀬大熊町 |
祀られている神様 | 市杵島姫命(弁財天) |
公式サイト | なし |
芦花部南州神社(あしけぶなんしゅうじんじゃ)

南州神社は、芦花部(あしけぶ)集落にある神社です。
神社の創建は昭和15年で、ご祀神は南州翁です。
南州翁とは西郷隆盛の別名の1つで、31歳の時に幕府の追っ手から逃れるために奄美大島に身を潜めます。
島娘の愛加那と結婚した西郷隆盛は、芦花部集落に半年ほど滞在し住民と交流した記録があります。

参道近くにはケンムン伝説にゆかりのあるコクナ山があります。
ケンムンとは、奄美大島に伝わる妖怪で、本州のカッパや沖縄のキジムナーに近い特徴があるとされています。
この場所は聖地であり、参道もないためそっとしておきましょう。
神社情報 | 名称 |
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神社名 | 芦花部南州神社(あしけぶなんしゅうじんじゃ) |
御朱印 | なし |
住所 | 鹿児島県奄美市名瀬大字芦花部1233 |
祀られている神様 | 南州翁(西郷隆盛) |
公式サイト | なし |
有良厳島神社(ありらいつくしまじんじゃ)

有良厳島神社は有良集落にある神社で、創建は享保3年(1718年)です。
すぐ隣は海なので、海岸を散策することができます。
神社の中は閉ざされていますが、石造りの烏帽子像が安置されています。
この烏帽子像の造形が稲穂を肩に担いでいたので太陽の恵みや、五穀豊穣を願っていると考えられています。

周辺にはケンムンの散歩道などがあり、一緒に散策をするのがおすすめです。
神社の手前に車3台ほどの駐車場があるので、レンタカーでアクセスできます。
神社情報 | 名称 |
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神社名 | 有良厳島神社(ありらいつくしまじんじゃ) |
御朱印 | なし |
住所 | 鹿児島県奄美市名瀬大字有良 |
祀られている神様 | 不明 |
公式サイト | なし |
有盛神社(ありもりじんじゃ)

有盛神社は名瀬浦上にある神社です。
奄美大島には1185年の壇ノ浦の戦いに敗れた平家の落武者が流れ着いた伝説があり、有盛神社も平家伝説にまつわる神社の1つです。
ご祭神は平有盛で、神社のある小山一帯に出城があったと伝わります。
また奄美大島・加計呂麻島には平家の落人伝説があり、奄美大島では龍郷町に平行盛、加計呂麻島には平資盛がそれぞれ出城を築きました。
現在は、行盛神社と大屯神社になっています。
しまバスのバス停「有盛神社前」もあり、公共交通機関でアクセスできる数少ない神社の1つです。
神社情報 | 名称 |
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神社名 | 有盛神社(ありもりじんじゃ) |
御朱印 | なし |
住所 | 鹿児島県奄美市浦上町 |
祀られている神様 | 平有盛 |
公式サイト | なし |
山間権現(やんまごんげん)

山間権現は山間集落にある神社で、海が見渡せる高台にあります。
中世期頃、奄美大島のこの場所では海賊が出現したといわれており、見張所を設けたのが始まりとされています。
琉球王国や薩摩藩の支配下では、海上安全の祈りの場、明治以降は戦地に赴く兵士の武運を祈願しました。
このような奄美大島の歴史が垣間見える場所でもあります。
そして、御神体は鏡です。
山間権現には「白い馬神様にまつわる聖域」があります。

この白い馬神様について、隕石や流星群のことではないかと考えている人もいます。
聖域を間近で見られるのも離島の神社ならではですよね。
市集落に向かう手前の山に入り、5分〜10分参道の階段を上がります。
神社情報 | 名称 |
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神社名 | 山間権現(やんまごんげん) |
御朱印 | なし |
住所 | 鹿児島県奄美市住用町大字山間 |
祀られている神様 | 不明 |
公式サイト | なし |
市氏守神社(いちうじもりじんじゃ)

市氏守神社は市集落にあり、丸い石を氏神とする神社です。
奄美大島の神社の中でもかなり独特な形をしており、顔なのか、模様なのかは不明です。
神社を知る方にお話を伺い、「丸い石をお祀りしている」というお話でした。
特有な形が巨岩や巨木を信仰の対象にしており、古代や土着の神様を大切にされている様子が伺えますね。
神社情報 | 名称 |
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神社名 | 市氏守神社(いちうじもりじんじゃ) |
御朱印 | なし |
住所 | 鹿児島県奄美市住用町大字市 |
祀られている神様 | 不明 |
公式サイト | なし |
奄美大島・名瀬郊外の神社の位置関係
すべてまわるには、所要時間約3時間〜半日です。
一例として、大熊龍王神社から南州神社を目指し、来た道を戻って住用方面に向かうルートが考えられます。
年間を通して曇りでも紫外線が強いため、日焼け止めがあると安心です。
奄美大島へのアクセス
奄美大島には飛行機とフェリーでアクセスできます。
飛行機
東京・大阪・福岡・鹿児島・沖縄から直行便があります。
大阪・東京からはLCCもあります。
また、鹿児島での乗り継ぎになりますが、羽田・中部・神戸からもアクセスが可能です。
※LCCは減便・運休があるので航空会社公式サイトで確認してください。
フェリー
沖縄と鹿児島本土の間で2社のフェリー会社で運航しています。
欠航がなければ、鹿児島〜沖縄行き1便と沖縄〜鹿児島行き1便ずつ出ています。
島の移動はレンタカーがおすすめ
島内の移動手段ですが、現実的なものとしてレンタカー・公共交通期間・原付があります。
奄美大島を限られた時間で、効率よくみて周るにはレンタカーがおすすめです。
公共交通機関は待ち時間が多く、行けるスポットも限られているからです。
原付は一人旅、ガソリン代の節約になりますが、雨が多くスコールのように突然降ってきたり、島の規模が大きいため可能ならレンタカーといった印象です。
観光がてら名瀬の神社を巡ってみよう!
名瀬には龍神がいるとひそかに人気の大熊龍王神社をはじめ、趣深い神社がいくつもあります。
今回紹介した6社は、市街地や観光地の途中にあり、レンタカーでアクセスしやすいです。
この記事をきっかけに、奄美大島を訪れた際は、神社にも行ってみてくださいね。