日本の神社

【沖縄・南大東島】御朱印ないけど趣ある神社をご紹介

悩む人

南大東島に神社はあるのかな?教えて!

もちろん!大東神社などがあります!

mochi

こんにちは、離島の神社が好きでめぐっているmochiです。

台風中継で耳にする、南大東島に神社があると聞いて行ってみました。

南大東島は東京・八丈島からの入植により発展した島で、神社も本土由来のものです。

このため、沖縄にいながら本土の文化が垣間見える場所になっています。

この旅では、沖縄にいながら御嶽(うたき)や拝所(うがんじゅ)などを見ることはできませんでした。

沖縄ならではの御嶽や拝みどころに興味がある方は、久高島の記事をご覧ください。

南大東島はどこにある

神社を紹介する前に、南大東島について簡単に紹介します。

南大東島は、那覇から東に飛行機で約1時間10分の距離にある離島です。

元々無人島でしたが、明治時代に八丈島から人々が入植し、サトウキビ栽培を中心に発展しました。

このため、八丈島由来の文化と沖縄由来の文化が合わさっています。

島の成り立ちは珊瑚礁が隆起してできており、天然の地形を活かした鍾乳洞やケイビングが見所やアクティビティになっています。

南大東島の神社やパワースポット

南大東島の神社やパワースポットを紹介します。

大東神社

大東神社は南大東島に鎮座する神社です。
創建は明治時代で、入植者が天照大神を祀ったのが始まりです。

大正時代になると、拝殿や社殿が作られ、伊勢皇大神宮より御神符を受けました。

ご利益で主なものは開運や魔除けです。
南大東島の氏神様であり、ひっそりと島民の生活を見守っています。

右:鳥居・左:金毘羅宮・狛犬

神社の入り口(参道)を入ると大鳥居の前が駐車場です。

鳥居わきに見えるのは土俵で、豊年祭で江戸相撲や沖縄角力が行われます。

境内には金比羅あり、海上安全や漁業繁栄などのご利益があります。

ビロウの葉が生い茂り、南国感溢れる神社です。

神社情報名称
神社名大東(だいとう)神社
御朱印なし
住所沖縄県島尻郡南大東村池之沢234
祀られている神様天照大神
公式サイト

秋葉神社

秋葉神社は南大東空港から車で約6分の距離にある神社です。

創建は不明で、本殿のみの小さな無人の神社です。

主なご利益は、火除けや火消し(火災に関するもの)や厄除けなどいくつかあります。

左:本殿・右:駐車スペース・参道

参道は歩道のため、レンタカーなどは並行する脇道を通ります。

神社の階段前に2台ほどの駐車スペースがあります。

駐車スペースから向かって、左側にも階段がありますが、崩れている場合があるため注意が必要です。

参道はフクギのトンネルになっているので、参拝がてら通ってみると、いつもの神社とは違った雰囲気が味わえるでしょう。

神社情報名称
神社名秋葉神社
御朱印なし
住所沖縄県島尻郡南大東村旧東
祀られている神様火之迦具土大神
(ヒノカグツチノカミ)
公式サイト

バリバリ岩

バリバリ岩は、地殻変動により岩盤に亀裂が入り、人が歩いて奥に入ることができます。

巨大な自然エネルギーがあったことから、南大東島のパワースポットと呼ばれる場所です。

プレート移動により今でも約7センチメートルずつ北に動いていると考えられています。

太陽の光が入りにくく、場合によりぬかるんでいるので汚れても良い服装や滑りにくいスニーカーが必須です。

整備はほぼされていないジャングルみたいな場所を奥まで(進めるところまで)進むと、絶妙なバランスで挟まっている岩があります。

下は急斜面で、岩の下をくぐったり、降りてみたりできる雰囲気ではないので上からそっと見ましょう。

また、ぬかるみの状況により岩の場所までいけない場合があり、運要素も含めてパワースポットと言えるのではないでしょうか。

南大東島を一周してみた

出典:南大東島漁港のボード

大東島のメイン通りを車で一周すると約30分です。

移動手段は車(レンタカー)、レンタルバイク、自転車があります。

左:海軍棒プール・右:線路跡

海軍棒プールは砂浜のない南大東島で、海に入れるようにと岩をくり抜いて作られた人工の海岸です。

海軍棒プールの他に、人工の海岸がいくつかあります。

線路跡は、サトウキビを運搬する汽車(シュガートレイン)の線路跡です。

1983年まで収穫したサトウキビを汽車で運んでいたため、その名残があります。

左:夕日の広場・右:日の丸山展望台

夕日の広場は、島の西側にあるため天気が良い日はサンセットが望めます。

日の丸山展望台は、南大東島を一望できるところです。

視界が広く、どこか島ではない景色を思わせます。

左:星野洞・右:南大東漁港

星野洞は鍾乳洞で、整備されており鍾乳石が手軽に楽しめます。

特に、島には高校がないため、島を離れる子どもたちが、成人の日に開ける泡盛を貯蔵する場所が見所です。

南大東漁港は島の北側にあり、高台から北大東島を望めます。
海の上に見える平らな島が北大東島です。

南大東島へのアクセス

南大東島へは沖縄・那覇から飛行機やフェリーでアクセスできます。

なお、北大東島から南大東島への飛行機は2024年7月末で廃止されています。

飛行機

那覇空港から午前1便・午後1便の1日2便が運行しています。

所用時間は約1時間10分です。

参照:JAL公式サイト

フェリー

那覇にある泊港から、1週間に2便程度出ています。

所要時間は約13時間です。

南大東島へは接岸に制限があるため、上陸にはクレーンを使います。

船便により北大東島を経由して、南大東島に行く便があります。

参照:大東海運 株式会社

南大東島には神社やパワースポットがある

南大東島は沖縄県の離島の中でも、八丈島の文化が融合した場所です。

主な神社やパワースポットは大東神社・秋葉神社・バリバリ岩です。

お時間ができた際は、ぜひ行ってみてくださいね。

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