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【久高島】レンタカーなしでOK!パワースポットやアクセスを解説!

こんにちは、離島とパワースポットが好きでめぐっているmochiです!

知りたい人

久高島ってきいたことあるけど、どんなところだろう?

知りたい人

すごいパワースポットが多いけど簡単にいけるの?

久高島は沖縄最高の聖地とされ、那覇からバスで行けますよ!

mochi

久高島のパワースポットをめぐるモデルコース

久高島は徒歩で1周約90分の小さな島です。

このため、レンタサイクルを借りてパワースポットをめぐるのがおすすめです。

徳仁港付近や、民家のあるエリアは、レンタサイクルを返却してから散策するのも良いでしょう。

筆者はレンタサイクル2時間・徒歩2時間の合計4時間で日帰り散策しました。

久高島のパワースポット

久高島は島全体が聖域であり、パワースポットが点在しています。

その中でも、主要なものは以下のとおりです。

・クボー御嶽(フボー御嶽)
・カベール岬
・ヤグルガー
・イシキ浜
・ハタス
・外間殿
・久高殿

クボー御嶽は立ち入り禁止・イシキ浜は遊泳禁止などルールもありますので、注意しながらめぐりましょう。

クボー御嶽(うたき)

クボー御嶽は、島の中央付近に位置しています。

立ち入りは禁止されていますが、森の手前で手を合わせることができます。

ロープより中に入ることはできませんが、中の様子は、入り口の立ち入り禁止を示す看板に記載されています。

内部は男子禁制の円形の祭事場で、現在も神事が行われています。

久高島最高の聖地であるため、そっとしておきましょう。

カベール岬

カベール岬は、アマミキヨが降り立った聖地と伝わる場所です。

また、旧暦の1月には大漁祈願が行われる場所です。

カベール岬は別名ハビャーンと呼ばれ、森の中に2頭の白馬がいたという伝説があります。

この2頭の白馬が漁の神様と伝えられているため、大漁祈願と関係があるのではと考えられています。

イシキ浜

イシキ浜は、黄金の壺が流れてきた伝説が残る場所です。

その昔、久高島では、海の貝や木の実など食べ物が限られていました。

【黄金の壺の伝説とは】
ある夫婦がイシキ浜で祈ったところ、沖から壺が流れてきました。
ヤグルガーで禊をしてから、流れ着いた壺を手に取り、開けてみると、麦や粟を含む7種類の種が入っていたそうです。

この種は、ハタスに植えられて島全体に広がったと伝わっています。

ヤグルガー

ヤグルガーは、今も使われている神女の禊の場所です。

「ガーやカー」とは、沖縄で井戸や水が湧き出る場所をあらわします。

イシキ浜の黄金の壺伝説では、夫婦が禊をした場所として伝わっています。

状況によっては行くことができず、崩落の危険もあるため注意が必要です。

ハタス

ハタスは、ヤグルガー近くにある畑です。

この場所は神話上、イシキ浜に流れ着いた黄金の壺から取り出した種を植えた場所です。

また、角には拝所があります。

黄金の壺も畑のどこかに埋められていると伝わる、ロマン溢れる場所です。

外間殿

外間殿は、久高島の神様が祀られている場所です。

久高島は神話でアマミキヨが降り立った場所で有名ですが、アマミキヨ以外にも6柱の神様が祀られています。

・天頭神(天の神様)
・玉礼乃神(太陽の神様)
・アマミキヨ神(国造りの神様)
・百畑地方照乃神(植物の神様)
・松乃美神(月の神様)
・ニレー大主神(龍宮の神様)
・梁万神(健康の神様)

日本本土の八百万の神様と同じで、色々なものに神様が宿ると考えられています。

久高殿

久高殿は、久高島の繁栄を祈る場所です。

また、12年に1度午年に行われていた「イザイホー」の祭場でもあります。

【イザイホーとは】
・12年に1度午年に行われている重要な神事
・30歳以上の既婚女性が神職になるための儀式
・後継者不足のため、1978年以降行われていない

なお、イザイホーの様子は宿泊交流館で当時の写真で見ることができます。

久高島を1周するには?

久高島は港から1周徒歩約90分の島です。

平坦な道のため、レンタサイクル(ママチャリ)で1周できます。

電動キックボードのレンタルもあるため、グループで借りるのも楽しいでしょう。

レンタルの場所や、料金を解説します。

サイクリング

レンタサイクルは島内の港付近に3箇所あります。

2023年2月当時、1時間500円〜30分刻みプラス100円で貸してくれました。

上限やパック料金は各レンタサイクルに要問い合わせです。

山がなく、平坦な島なので、電動なしでも問題なくパワースポットをめぐれます。

電動キックボード

電動キックボードの利用料金は1時間1500円〜(2023年10月現在)です。

ただし、市街地以外の舗装されていない道ではバランスをとるのが難しいです。

ですが、複数人で楽しむこともできるので、みんなで一緒に利用するのも良いでしょう。

久高島のアクセス方法

那覇からバス

久高島には那覇バスターミナルから、南城市の安座真港まで1回の乗り換えで行けます。

所要時間は約1時間〜約1時間30分です。

次に説明するフェリーや高速船の時間を参考に旅程を決めると良いです。

フェリーや高速船の時刻表

久高島のX(旧:Twitter)に、最新の時刻表と欠航などの運行情報が投稿されています。

1日6便の運行があります。

久高島での滞在時間を考えて乗船しましょう。

島内散策の注意点

久高島には観光客に守ってほしい注意点と、筆者自身が実際に来島して気がついた注意点があります。

・挨拶をする
・ルールやマナーを守る
・現金を持ち歩く(現金決済が多かった汗)
・水分を持ち歩く(自販機がなかった汗)

公式サイトで注意喚起されているものは適宜リンクを入れましたので、来島前に確認しましょう。

挨拶をする

久高島では、心地よい雰囲気を保つための取り組みとして挨拶を大切にしています。

島の自然や神々に挨拶をすることで、島の雰囲気も良くなりますよね。

また、島の方々と交流する際も挨拶は必要です。

自分から積極的に挨拶をするようにしましょう。

遊泳禁止などマナーを守る

久高島は島全土が聖地として知られており、遊泳は禁止されています。

徳仁港付近のメーギー浜で遊泳できますが、推奨はされていません。

クボー御嶽は通年立ち入り禁止です。

また、神事による交通規制や、自然災害による通行止めもあります。

公式サイトの島のルールでは守ってほしいルールやマナーの記載があります。

また、最新の神事・交通規制は同サイト「お知らせ」で確認可能です。

下記にリンクを貼りましたので、一度目を通されてください。

現金を持ち歩く

久高島では、現金を持ち歩くことが重要です。

船代やレンタサイクルは現金で支払います。

その他にも、安座真港に向かうバスでも現金支払いです。

現金を多めに持ち歩くと支払い面は安心できます。

水分を持ち歩く

久高島は2月でも20度前後と比較的暖かい島です。

日差しを遮る日陰が少なく、サイクリングなどで島を散策すると汗をかきます。

また自動販売機がありません。

こまめに水分補給をするためにも、水分を持ち歩きましょう。

久高島を丸ごと楽しむには

久高島を丸ごと楽しむためには、宿泊やガイドツアーが有効です。

特に集落内の散策はガイドツアーに参加すると、建物の役割や場所の意味がわかり有意義な時間となるでしょう。

宿泊する

島内に宿や宿泊施設は6箇所あります。

宿泊をすると、サンセットや月の出、日の出を楽しむことができます。

小さな島ですので、宿泊先の詳細についての情報は控えさせていただきます。

ガイドツアー

より詳しく久高島を知るには、ガイドツアー参加もおすすめです。

ガイドツアーは公式サイトがありますので、参照してください。

あわせて行きたい斎場御嶽(せーふぁうたき)

斎場御嶽は沖縄本土(南城市)にある琉球王国最高の聖地です。

御嶽の内部は6つの神域に分かれています。

久高島にアクセスした安座真港からバスが出ているため、簡単にアクセスできます。

琉球王国と久高島の関係性がわかる場所でもあるため、一緒に訪れると良いでしょう。

久高島は来島マナーを守って楽しもう!

久高島には聖地が多くあり、パワースポットとして観光客に人気のスポットです。

聖地が多いため、来島マナーが設けられています。

例えばクボー御嶽は、最高の聖地で何人も立ち入り禁止です。

自然のもの(木や石)などの持ち帰りは島内全域で禁止されています。

将来、観光が禁止されないように配慮して散策しましょう。

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