日本のパワースポット

【沖縄・久高島】レンタカーなしでOK!パワースポットやアクセスを解説!

悩む人

久高島ってきいたことあるけど、どんなところだろう?

すごいパワースポットが多いけど簡単にいけるの?

久高島は沖縄最高の聖地とされ、那覇からバスで行けますよ!

mochi

こんにちは、離島の神社が好きでめぐっているmochiです。

久高島には沖縄最高のパワースポットがあると聞いて行ってみました。

実際に訪れると草木に囲まれた静かで神様の息吹を感じる、落ち着いた島でした。

島内ほぼ全域がパワースポットの久高島を紹介します。

沖縄県にある久高島とは

久高島は沖縄県・南城市にある離島です。
琉球神話で最高神であるアマミキヨが最初に降り立ち、国を創造した島として有名です。

安座真港から高速船またはフェリーで約15分〜25分の距離にあり、日帰りでも行けます。
久高島は島の端から端まで歩いても約40分程度と小さな島です。


島内の主な交通手段はレンタサイクル(自転車)です。
琉球王国の最高の聖地でしたが、現在でも行われている神事もあり、1年を通じて行事があります。

フボー御嶽(クボー御嶽)

クボー御嶽は、島の中央付近に位置しています。
立ち入りは禁止されていますが、入り口のボードで内部の円形広場のイラストを見ることができます。

右:立ち入り禁止を示すロープ・左:拝所

御嶽は現在、男女問わず立ち入り禁止の聖地です。
このため、御嶽の入り口の森にはロープがはってあります。

観光客が立ち入れるのはロープの手前、ウガミ(拝みができる所)までです。

カベール岬(ハビャーン)

カベール岬は、アマミキヨが2頭の白馬とともに降り立った聖地と伝わる場所で、現在でも旧暦の1月には大漁祈願が行われます。
2頭の白馬は森の中にいたという言い伝えや、漁の神様の化身であるという言い伝えが残っています。

イシキ浜

イシキ浜は島の西側にある浜で、黄金の壺が流れてきた伝説が残る場所です。

【久高島に伝わる黄金の壺伝説】
昔、久高島では海の貝や木の実など食べ物が限られていました。
ある夫婦が五穀豊穣や子孫繁栄をイシキ浜で祈ったところ、沖から壺が流れてきました。
ヤグルガーで身を清めてから、流れ着いた壺を手に取り、開けてみると、麦や粟を含む7種類の種が入っていたそうです。

黄金の壺に入っていた種は、ハタスに植えられました。
ハタスの拝所には黄金の壺が埋められていると考えられています。

ヤグルガー

ヤグルガーは、今も使われている神女が身を清める場所です。
沖縄の方言でガーやカーは、井戸や水が湧き出る場所をあらわします。
久高島にはヤグルガーの他にも同じような場所があります。

沖縄本島にある斎場(せーふぁー)御嶽

斎場御嶽は、南城市にある沖縄本島の琉球王国最高の聖地です。
御嶽の内部は6つの神域に分かれています。

久高島にアクセスした安座真港からバスが出ているため、簡単にアクセスできます。
斎場御嶽には、久高島を遥拝する場所もあります。
琉球王国と久高島の関係性がわかる場所でもあるため、一緒に訪れると良いでしょう。

久高島を1周してみた

フェリーが着いた徳仁港周辺には3件のレンタサイクル(自転車)がありました。

自転車を借りる場合、3件のうちどちらかで借ります(レンタル代金はどこも一緒でした)

久高島はアップダウンがほぼないので、ママチャリで十分でした。

左:新川(ミガー)・右:ハタス

久高島のうち、沖縄本島が見える東側から散策しました。

案内板に従って階段をくだると、井戸があり巫女さんの清めの場とされています。

島の東側には写真のような井戸が3つありました。

ハタスは、久高島の伝説で黄金の壺に入っていた種の一部を植えた場所とされています。

一角に拝所があり、東の方角を拝めるよう香炉が置かれています。

左:ヤグルガー・右:カベール岬

島の東側の海は遠浅で海がとても綺麗ですが、聖地のため遊泳禁止です。

海を見ると沖縄に来た感じがありますね。

奥にうっすら見えるのが沖縄本島です。

カベール岬(最北端)まで行き、聖地に思いを馳せながらガジュマルの樹や浜がある西側を散策します。

西側の海の先にニライカナイ(神様が住む世界)があるとされ、神秘的な空気を感じながら3つの浜を巡りました。

イシキ浜には遊泳禁止の看板やハート型のヤシの木の切り株など細かい見所がありました。

左:外間殿(ふかまどぅん・ウプグイ)・右:久高殿(神アシャギ・シラタルー拝殿)

最後に住宅街に戻ってきて、見学できるエリアをみてまわります。

外間殿は、久高島の神様が祀られている場所です。

【久高島の神様一覧】
・天頭神(天の神様)
・玉礼乃神(太陽の神様)
・アマミキヨ神(国造りの神様)
・百畑地方照乃神(植物の神様)
・松乃美神(月の神様)
・ニレー大主神(龍宮の神様)
・梁万神(健康の神様)

久高殿は、久高島の繁栄を祈る場所です。

また、12年に1度午年に行われていた「イザイホー」の祭場でもあります。

イザイホーは、12年に1度午年に行われている重要な神事で、30歳以上の既婚女性が神職になるための儀式です。

後継者不足のため、1978年以降行われていませんが、宿泊交流館に写真の展示があります。

久高島へのアクセス

久高島は沖縄県南部にあるため、那覇からアクセスしやすいです。

沖縄本島で有名な聖地・観光地である斎場御嶽からほど近いところにあります。

最寄りの港は南城市の安座真港で、高速船やフェリーのダイヤは公式サイトをチェックしてください。

このブログでは、那覇空港から安座真港までの各アクセス方法をお伝えします。

バス

バスの直行便はなく、馬天で乗り継ぎが必要です。

支払いは、沖縄の交通系ICカードか現金です。

所用時間は1時間20分ほどで着きます。

車・レンタカー・バイク

車・レンタカー・バイクで行く場合、安座真港を目指します。

港には駐車場があります。

久高島は沖縄最強のパワースポット

久高島には聖地が多くあり、パワースポットとして観光客に人気のスポットです。

聖地が多いため、来島マナーがあります。

例えば、フボー御嶽は、最高の聖地で何人も立ち入り禁止です。

自然のもの(木や石)などの持ち帰りは島内全域で禁止されています。

将来、観光が禁止されないように配慮して散策しましょう。

那覇やお近くを訪れた時は、ぜひ足を伸ばしてみてください。

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