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財布を落としてしまった!カードや運転免許証も入っているし、どうしよう!!
落とした場所を探したり、警察に届け出たりします!順番にやっていきましょう
財布を落とすと、貴重品だけに慌ててしまいます。
また出先の場合、帰りの交通費が心配になりお困りではないでしょうか。
この記事では、財布を落とした時の対応やカード類の止め方、再発行の仕方を解説します。
記事を最後まで読むと財布を落としにくくする方法や、落としても見つかる確率が上がる方法がわかります。
財布を落としたことに気がついたらやること
財布を落とした時は、慌てずに次の3ステップで対応しましょう。
特にクレジットカードや運転免許証が入っていた場合、正しく対応しないと悪用されるリスクがあるため、注意が必要です。
まずは財布を落とした場所を探す
財布を落とした場所が明確にわかるなら、落としたと思う場所に戻り、探すのが効果的です。
財布が見つかったという方の探し方は以下の通りです。
- 財布を落とした時と同じシチュエーションで探す
- 財布を落とした場所の近くで聞いてみる
- 利き手側をよく見る
歩いていて落としたなら、同じ道を歩きます。
コンビニで財布を出した記憶があるなら、コンビニで出し入れを再現したりして可能な限り同じシチュエーションで探します。
財布を落とした場所が駅やコンビニの近くなら、店員や駅員に届いてないか確認しましょう。
また、財布の出し入れは基本的に聞き手で行うので、右利きなら右側・左利きなら左側を重点的にみると探しやすくなります。
警察に届け出る
財布を落として見つからない場合は警察に届け出ます。
財布には現金の他に貴重品が入っていることがほとんどです。
貴重品とは例えば、以下のようなものです。
- 現金
- 運転免許証
- 健康保険証
- クレジットカード
- キャッシュカード
財布を落とした場所の管轄の警察署に直接届け出るか、電話で届け出ます。
警察に届け出たかどうかで、不正使用された時に紛失していたと客観的な証明になります。
なお、遺失届の書き方などはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。
帰りの交通手段を確保する
帰りの交通手段の確保は出先で重要です。
自力で帰る方法の一例として以下が考えられます。
- 家族や友人に迎えにきてもらう
- 高速バスを使う
家族や友人に相談できるなら、待ち合わせをして迎えにきてもらうと確実に帰れます。
自宅から遠い、例えば旅行先の場合は最寄りの高速バス停を探し、ネット決済をすれば予約ができるため、自宅近くの主要駅までは帰ることができます。
カード番号を登録していれば自分のスマホから決済が可能です。
この時、落としたクレジットカードが登録されているなら、止める前に購入します。
家族や友人がいるなら、主要駅まで迎えにきてもらえます。
また、交通系ICカードの残高や定期券内で帰宅できるでしょう。
カード類を止める
カードはクレジットカードとキャッシュカード、運転免許証で問い合わせ先が異なります。
慌てずに一つ一つ対応しましょう。
クレジットカードやキャッシュカード
キャッシュカードやクレジットカードは、紛失に気がついたらなるべく早めに停止させます。
特にクレジットカードのタッチ決済は端末操作に比べて、手軽に使えてしまうため悪用されやすい特徴があります。
各カード会社には24時間・年中無休の紛失デスクが設けられているので、早めに連絡しましょう。
運転免許証
運転免許証は、身分証明書としても使うため、以下のような契約に悪用されるリスクがあります。
- 銀行口座開設
- スマートフォンの契約
- クレジットカードの契約
運転免許証は遺失物届けを出すだけではなく、信用情報機関に紛失の旨を届け出ると万が一悪用された時に信用情報と照合して悪用を防ぐ役割があります。
届け出る信用情報機関は以下の通りです。
- クレジット系:CIC・JICC
- 消費者金融系:JICC
- 銀行系:KSC
※CIC:指定信用情報機関 JICC:日本情報信用機構 KSC:一般社団法人全国銀行協会
交通系ICカードから現金を手に入れる方法
交通系ICカードのうち、クレジットカード付帯のICカードであればキャッシングで現金を手に入れることができます。
クレジットカードのキャッシング方法は以下の通りです。
- コンビニまたは銀行でATMを探す
- クレジットカードかお借入れを選択
- カードの挿入
- 暗証番号を入力
- 一括かリボ払いを選択
- 借入金額を入力
- 利用明細や現金を受け取る
ICカードが使えず、切符を買うしかない時など、現金が必要な場面が出てくるため知っておいて損はない方法です。
また、金利が発生するため、必要最低限の利用にとどめ、早めの返済を心がけましょう。
なお、返済までの流れは以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
落としたカードの再発行方法
カードの再発行方法をまとめました。
再発行するカードの内容は以下のとおりです。
- クレジットカード
- キャッシュカード
- 運転免許証
- 健康保険証
再発行に時間がかかるカードもあるため、自分にとって優先順位が高いものから再発行すると良いです。
クレジットカード
クレジットカードは、カードの停止時に再発行について案内されます。
一例ですが再発行手続きに、1週間ほどかかりました。
新しいカードは、登録された住所に書留で届きます。
カードの利用内容などは引き継ぎますが、電子マネーサービスのチャージ分は引き継ぎ対象になりません。
チャージ金額は最小限に留めると良いでしょう。
銀行のキャッシュカード
銀行のキャッシュカードの再発行は、カードを止めた時に案内されます。
一例として、カードの再発行か、カードの停止を選択できます。
落としたカードが出てきて、カード利用を再開する時や、カードの再発行は銀行の窓口かインターネットで手続きします。
銀行窓口での再発行に必要なものの代表例は、本人確認書類と取引印鑑と再発行手数料です。
あくまで一例のため、該当の銀行公式サイトを確認してください。
運転免許証
運転免許証の再発行は本籍地管轄の免許センターか警察署で手続きします。免許センターと警察署の違いは即日性です。
日頃から運転する方は、免許センターで再発行しましょう。
また更新月に当たる方は再発行してから更新、という2度手間を防ぐため更新のハガキを免許センターか警察署へ持参し、状況を説明すると良いです。
免許センター
免許センターで再発行すると、即日受け取りが可能です。
再発行は3時間ほどかかるため、朝イチで行き、再発行すると安心です。
住所を確認できる住民票などの本人確認書類と免許証に使用する6ヶ月以内に撮影した写真(2.4cm×3cm)を持参します。
警察署
警察署での再発行は運転免許課で行います。
再発行まで3週間〜1ヶ月かかるため、普段運転しない人向けです。
免許証が出来上がった時に、郵送をお願いすると1,000円ほどかかるケースがあります。
住所を確認できる住民票などの本人確認書類と免許証に使用する6ヶ月以内に撮影した写真(2.4cm×3cm)を持参します。
健康保険証
健康保険証は、社会保険と国民健康保険で対応が変わります。社会保険に加入している方は、会社の管轄部署に問い合わせます。
国民健康保険は自治体の国民健康保険を扱う部署か、インターネットで再発行を検索し、電子申請も可能です。
〇〇(自治体名) 保険証 再発行 と検索します。
財布を落とさないためにできること
財布は落とさないに越したことはないです。
ここでは、財布を落とさないような工夫から、落としても見つけられる工夫を紹介します。
財布をカバンに入れる
財布を落とすシチュエーションで多いのが、お尻のポケットなど、落としやすいところに入れてしまうことです。このため、カバンにしまうだけで落とす確率が下がります。
さらに、ファスナーなどで口が完全に閉まるカバンに入れるとさらに落としにくくなるでしょう。
チェーンを使う
チェーンで財布と身につけているものをセットにすると、チェーンで引っかかるため落とす前に気がつきます。
毎回出し入れするのは大変なので、電子決済がメインなど、あまり財布を使わない人向けでしょう。
財布にスマートタグを入れる
財布にスマートタグを入れると、アプリを使用して探せるので、無くした後見つけやすくなります。
カードタイプの製品だと、かさばらないのでおすすめです。
持ち歩く金額を少額にする
財布を落とす前提で、持ち歩く金額を最小限にする方法も考えられます。
クレジットカード決済やスマホ決済が広まった現代では、行く場所にもよりますがクレジットカードで足りる場合がほとんどです。
このような時はカードケースを活用し、現金やカードを分散させて一度に全てを落とさないように工夫するのも1つの方法といえるでしょう。
落とした財布が戻る確率は40〜60%
落とした財布は1日ほどで見つかることが多いようです。
手元に戻ってくる確率も40〜60%と幅がありますが、データが出ています。
多くの場合、落とした場所に戻ると、そのまま落ちていたり、お店で確認すると忘れ物センターに届いていたりします。
数時間探して見つからず、交番に行ったら届いていたという経験がある方もいるのではないでしょうか。
財布には現金以外の貴重品が多く入っているため、見つからない場合は警察に届け出ることが重要です。
ちなみに筆者は、旅行中にスマートフォンを落として割り、帰れないかもしれない体験をしました。
興味がある方は以下から読めるため、参考にしてください。
財布を落としても冷静に対処しよう!
財布を落としたらまず探して、できるだけ早めに対処する事が重要です。
特にクレジットカードや運転免許証ごと落とした場合は、警察に届け出てから次の対応をすると安心です。
財布を一度でも落としたら、次からは落とさない工夫や落としても見つけられる工夫があると同じ事を繰り返さずに済みます。
この記事を参考に財布を落としても冷静に対処しましょう。