
とても綺麗なモスクがあるね!
一人でも行けるかな?
バスを乗り継いで、女性でも1人で行けますよ

こんにちは、海外でもパワースポットをめぐっているmochiです。
今回はUAE・アブダビにあるシェイク・ザーイド・グランド・モスクをご紹介します。
異国情緒あふれるモスクは、女性1人で行ける治安のよさでした。
ドバイ市内からと、アブダビにあるアブダビ国際空港(Zayed International Airport)からアクセスできます。
必要に応じて読み進めてください。
シェイク・ザーイド・グランド・モスク

シェイク・ザーイド・グランド・モスクはUAEを代表するモスクの1つです。
イスラム教徒以外でも、内部を見学できるのでUAEの観光地の1つになっています。
本来モスクはイスラム教徒の祈りの場であり、見学や観光する場所ではありません。
モスク名になっているシェイク・ザーイドは、UAEの初代大統領です。
彼は、国の発展には文化の寛容性が必要と考えていました。
この考え方のもと創建された結果、多様性を尊重し、イスラム教徒以外でも
誰でも入れるモスクは、世界中から観光客が訪れる理由の1つかもしれませんね。
創建は不明ですが、2007年に造り終わった新しめのモスクです。
男女ともに露出の多い服装、特に女性は体のラインや髪の毛が出るような服装は好ましくありません。

現地の衣装であるアバヤ(手足首が隠れるほどのローブのようなもの)とヒジャブ(スカーフ)が重要という見方もありますが、
モスクマナーを満たしていれば必須ではないでしょう。
ちなみに、忘れてしまった場合でも、モスク地下にあるショッピングモールで日本円で3,000円前後で購入できます。
なお、衣装レンタルは廃止となっています。
モスクの内装

外観も壮大ですが、内装も豪華絢爛です。
室内にはペルシャ絨毯が敷かれており、手作業で作られた1枚布でできており、値段は約9億円。
手前の廊下にロープが張ってあり絨毯に触れることはできませんでした。
この空間にいるだけでも、ご利益がありそうですよね。

宝石が散りばめられたシャンディアや花柄の時計もありました。
時計はお祈りの時間を表しています。
モスクの入り口と、中の見学で合計3回予約のQRコードを見せる必要があるので、スクリーンショットしておくとスムーズに入れます。

シャンデリアは場所により形が違うみたいですね。
光を取り入れる窓も細かくデザインされています。
壁の草花模様は、宝石が埋め込まれていて、角度によって同じ赤や黄色でも色味が異なります。

日が落ちてライトアップが始まりました。
手前の水に建物が映り、幻想的になります。
ヤシの木をモチーフにした柱などを見つつモスクを後にして、Oasis of Dignity(記念公園)を目指します。
モスク全体が見えるOasis of Dignity

シェイク・ザーイド・グランド・モスクから歩いて約20分、Oasis of Dignityという記念公園があります。
広場には水が張ってあり、水面に映るモスクの写真が撮れます。
あまり人がいないのに警備員さんがいて治安も良かったので、ぜひ行ってみてください。
モスクを出て左に曲がり、歩道橋を渡ると着きます。
ルーヴル・アブダビ

ルーヴル・アブダビは、アブダビのサディヤット島にある美術館です。
フランス・ルーヴル美術館の姉妹館で、2017年にオープンしました。
館内には造形や彫刻を中心に絵画などが展示されています。
日本にも美術館があり、本場フランスのルーヴル美術館も行っていないのに行く価値ある?
と思っていましたが、じっくり展示を見れたので行って良かったです!

館内は撮影禁止と書かれていない限りは自由に写真を撮って良いのが特徴です。
温度や照明の管理が厳しくない展示物に関しては、触れられるほど(触れてはいけない)間近で見ることができます。
展示物に対するマナーやモラルが守られているのはもちろん、地震などの災害が少ないので倒れるリスクがないのでしょう。
日本の作品もありますが、海外の方がチョイスするとまた日本人とは違った感覚で面白さを感じました。
気になる方はぜひ足を伸ばしてみてください。
シェイク・ザーイド・グランド・モスクへのアクセス
ドバイ市内からモスクにバスを乗り継いで行った方法を記載します。
ドバイ市内からはAl Ghubaiba Bus Station(アルグバイバ・バスステーション)とIbn Battuta Metro Station(イブン・バットゥータ・バスステーション)からアブダビ行きのバスが出ています。
このうち、Al Ghubaiba Bus Stationは市街地にあるため渋滞に巻き込まれやすく、到着時間が読めないため、Ibn Battuta Metro StationからZayed International Airport(アブダビ国際空港)を目指します。

バスに乗車するには、25AED(日本円で約1200円)で買うNolカードのシルバーカードが必要です。
カードはメトロ(鉄道駅の有人窓口でクレジットカードか現地通貨で購入できます)
Ibn Battuta Metro StationからZayed International Airportまで往復50AEDです。
始めて購入する場合は19AEDがチャージされているため、発券機で差額必要分を入金するか、窓口で50AED入金します。
機械での入金にはクレジットカード、現地通貨が使用できます。
空港へ向かうバスはE102で、ショッピングモールに向かう横断歩道を渡った中州がバス停です。
駅を出てすぐに「アブダビ?アブダビ?」と声をかけてくる人がいますが、白タクだと思われるので無視してOKです。
近くにE101のバス停があり、Abu Dhabi Bus Station(アブダビセントラルバスステーション)に行きます。
こちらから乗り換えてもモスクに行けますが、地元の出稼ぎ労働者が多く利用しており観光客は目立つ印象でした。
国際空港行きのバスなら空港を利用する外国人観光客もいるので、孤独感が紛れるでしょう。
バスは海外にしては珍しくほぼ定刻で発車します(ありがたい)。
約1時間で隣町・アブダビに着きます。

空港からターミナルロビーに入り、アブダビの交通系ICカードを購入(20AED・内チャージ金10AED)します。
購入にはクレジットカードが使えます。
ルーヴルアブダビに行く場合、往復で15AED必要でしたので、購入時に5AEDにチャージするとスムーズに行けるでしょう。
チャージを忘れてしまった時は、バス停でチャージします。
この時の必要なのが現地通貨のディルハムですので、空港で最小限両替するかキャッシングして持っておくと安心です。
再び外に出てA10のバスに乗り、1駅めがシェイク・ザーイド・グランド・モスクです。
モスクから、94番のバスに乗り換えるとルーヴルアブダビに行きます。

終点が美術館なので迷うことはありませんが、建物が見えてきたバス停で下車し、横断歩道を渡って建物に入ると時間の節約になります。
バスの乗客のほとんどが下車しました。
美術館チケットは当日窓口で購入(63AED・日本円で約2,520円)しました。
大きな荷物はクロークに預け、ほぼ財布とスマホだけで展示をみます。
中は展示ほか、ミュージアムショップ・カフェがあり全部で2時間ほど居ました。
見学後は来たときと同じく94番のバスに乗り、シェイク・ザーイド・グランド・モスクに戻ります。
夕暮れ〜ライトアップを見るときは、モスクを後回しにすると良いです。
11月〜3月までは夕方〜夜間の気温が20度前後と過ごしやすく、雨も降らないので歩いてOasis of Dignity(記念公園)を目指せます。
歩道橋があるので安全に行けますよ。

遠目の夜景が綺麗なのと、空港行きのバスが近くから出ているので見ながら待ちましょう。
A10のバスに乗車し、Zayed International Airport(アブダビ国際空港)に着きました。
2階か3階のターミナル前で降ろされるので、ターミナルに入った後、エレベーターで1階に降ります。
空港の1階では、路線バス乗り場を目指しましょう。

バスを下車したところからE102のバスに乗車し、ドバイ方面に帰ります。
ドバイに戻る時はアブダビの交通系ICカードは使えません。
行きと同じようにNolカードをタッチして乗車します。
帰りはAl Jafiliya Bus Station行きで、1駅めがIbn Battuta Metro Stationです。
【Nolカードにチャージがない時のドバイまでの帰り方】
・行きと同じバス乗り場からIbn Battuta Metro Stationまでリムジンバスが出ています
・チケットカウンターでチケットを購入(2024年12月現在は現地通貨のみ・35AED)
・チケットカウンターは英語が通じ、空港なので両替もできます
お疲れさまでした!
カテゴリー | 名称・説明 |
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寺院名 | シェイク・ザーイド・グランド・モスク |
アクセス | ドバイ市内から約2時間20分 |
公式サイト | シェイク・ザーイド・グランド・モスク |
シェイク・ザーイド・グランド・モスクに行ってみよう
アブダビにあるシェイク・ザーイド・グランド・モスクとルーヴル・アブダビの行きかたを解説しました。
時間をかければ全てバスで行くことは十分できます。
UAEに行かれる際は足を伸ばしてみてください。